筒井康隆原作のSF短編小説集を初コミック化(たぶん)。
七瀬3部作のひとつで「七瀬ふたたび」、「エディプスの恋人」と続く。
1979年NHK「少年ドラマシリーズ」のひとつとして「七瀬ふたたび」が製作され
当時中学生だったぼくは主演で七瀬役の多岐川由美さま(笑)の虜となってしまった。
それから何回か「七瀬ふたたび」はドラマ化されたものの
3部作の発端となる「家族八景」は連続ドラマ化されたことがなかった。
先だってNHKがまさに「ふたたび」ドラマ化するというニュースが発表された。
さすがに時代もかなり変化しているため、原作小説そのままの世界観ではなく
登場人物の設定もかなり手が加えられるらしい。
目に余るような改変でないことを祈りたいけれど.....。
さて、タイトル。
星野之宣「滅びし獣たちの海」の幻冬社コミックス漫画文庫版を買いに
書店へいったところ、清原なつの氏の絵によるコミックス上下巻を見つけてしまい
ちょっと迷ったけれど2冊ともに購入。
奥付を見るとコミックチャージ創刊当時くらいから連載していたらしい。
ほぼ原作に忠実にコミック化されているのだけれど
超能力を使って七瀬が相手の心を読むシーンは文字だらけになってしまっている。
ドラマだとエコーがかかったような音声を重ねることで表現していたようだけれど
さすがにコミックだとそういうわけには行かないので
清原氏の苦労がうかがわれる。
「七瀬ふたたび」は以前山崎さやか氏の手で「NANASE」というタイトルで
コミック化されているから、コミック化、ドラマ化されていないのは
最後の「エディプスの恋人」のみとなったが
さすがに内容が内容だけに、映像化はかなり難しそう。
コミック化はギリギリでできるかもしれないけれど、
さて、「やったろうじゃないか!」という漫画家が登場しますかどうか。